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基礎代謝計算ツール(BMR・TDEE・PFC・目標カロリー)

性別・年齢・身長・体重を入力するだけで基礎代謝量(BMR)・TDEE(総消費カロリー)・目標摂取カロリー・PFCバランスをリアルタイム計算。ハリス・ベネディクト式/Mifflin-St Jeor式/日本人向け国立健康栄養研究所式から選択可能。計算過程・ドーナツグラフ表示。登録不要・無料・ブラウザ完結。

最終更新:2026年5月14日

性別・年齢・身長・体重を入力するだけで基礎代謝量(BMR)・TDEE(総消費カロリー)・目標摂取カロリー・PFCバランスを即時計算。4種の計算式(ハリス旧式/改訂版/Mifflin/日本人向け)から選択可能。ドーナツグラフ・計算過程表示対応。
性別
計算式
活動レベル(TDEE計算用)
ダイエット目標

使い方ガイド

1 基本の使い方

性別・年齢・身長・体重を入力するだけで自動計算されます。すべての項目が入力された時点でBMR・TDEE・目標カロリーが即時表示されます。

2 計算式の選び方

Mifflin-St Jeor式(デフォルト)が現在最も精度が高いとされています。ダイエット目的なら Mifflin 式を推奨。ハリス式との比較も見たい場合は式を切り替えてみてください。

3 活動レベルの選び方

自分の生活スタイルに最も近い活動レベルを選んでください。迷ったら「軽い運動(週1〜2回)」を選ぶのが安全側の見積もりです。実際の生活スタイルより1段階低めに設定するとカロリー管理の余裕が生まれます。

4 計算過程の確認

「計算過程を見る」ボタンで数式に実際の値を代入した計算ステップが展開されます。なぜその値が出たか確認したい方・計算式を学習したい方に便利です。

5 印刷・コピー

「結果をコピー」ボタンでテキスト結果をクリップボードにコピーできます。「印刷」ボタンで印刷用レイアウトに切り替えてからプリント・PDF保存ができます。

基礎代謝(BMR)とは何か

基礎代謝量(BMR: Basal Metabolic Rate)は、何もしないで横になっているだけで消費するエネルギー量です。心臓の動き・呼吸・体温維持・臓器の活動など、生命を維持するための最低限のエネルギーです。

日本人の基礎代謝量の目安(厚生労働省)

年齢男性(kcal/日)女性(kcal/日)
15〜17歳1,6101,310
18〜29歳1,5301,110
30〜49歳1,5301,160
50〜64歳1,4801,110
65〜74歳1,4001,080
75歳以上1,2801,010

出典: 日本人の食事摂取基準2020年版(厚生労働省

BMRを左右する要因:
  • 筋肉量 — 筋肉はエネルギーを消費する。筋肉量が多いほどBMRが高い
  • 年齢 — 加齢とともに筋肉量が低下し、BMRも低下(10年で約2〜3%低下)
  • 性別 — 男性は女性より筋肉量が多いためBMRが高い(同体格で約15〜20%差)
  • 体重・身長 — 体が大きいほど維持エネルギーが増える
  • 甲状腺機能 — 甲状腺ホルモンが低下するとBMRが著しく低下(医療的要因)

ハリス・ベネディクト式とMifflin式の違い

基礎代謝の計算式には複数の種類があります。どれが正確かは個人差があるため、複数を比較することをお勧めします。

ハリス・ベネディクト式(1919年・旧式)

最も歴史が長く、広く知られている式。現在の生活スタイルではやや高めに出やすい傾向がある。

男性: 66.47 + (13.75 × 体重kg) + (5.003 × 身長cm) − (6.755 × 年齢)
女性: 655.1 + (9.563 × 体重kg) + (1.850 × 身長cm) − (4.676 × 年齢)

ハリス・ベネディクト式(1984年・改訂版)

Roza と Shizgal が改訂。旧式より現代人の代謝により近い推計値が得られる。

男性: 88.362 + (13.397 × 体重kg) + (4.799 × 身長cm) − (5.677 × 年齢)
女性: 447.593 + (9.247 × 体重kg) + (3.098 × 身長cm) − (4.330 × 年齢)

国立健康・栄養研究所式(日本人向け)

国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所が日本人データを基に開発。日本人には最も実態に近い可能性がある。

男性: ((0.1238 + 0.0481 × 体重kg + 0.0234 × 身長cm − 0.0138 × 年齢 − 0.5473) × 1000) / 4.186
女性: ((0.1238 + 0.0481 × 体重kg + 0.0234 × 身長cm − 0.0138 × 年齢 − 1.0946) × 1000) / 4.186

出典: 国立健康・栄養研究所(NIBIOHN)

どの式を使えばいい? 厳密な精度よりも「継続して同じ式で追跡する」ことが重要です。Mifflin式をデフォルト推奨としていますが、式を変えず同じ条件で週1〜月1回測定を続けることで、体重変化とのズレを把握できます。

TDEEとPFCバランスの活用方法

TDEE(Total Daily Energy Expenditure)は一日の総消費カロリーです。BMRに活動レベルを掛け合わせて算出します。

活動係数(PAL)

活動レベル係数(PAL)具体例
ほぼ運動なし× 1.2デスクワーク・ほぼ座りっぱなし
軽い運動(週1〜2回)× 1.375軽いウォーキング・週1〜2回の運動
中程度(週3〜5回)× 1.55週3〜5回の有酸素・筋トレ
激しい運動(週6〜7回)× 1.725毎日高強度トレーニング
非常に激しい(1日2回)× 1.9競技アスリート・肉体労働+運動

PFCバランスの目安

栄養素目標比率カロリー換算ダイエット時の目安
タンパク質(P)20〜30%4 kcal/g体重 × 1.5〜2.0g/日
脂質(F)20〜30%9 kcal/g目標カロリー × 20〜25%
炭水化物(C)45〜60%4 kcal/g残りのカロリー(不足しすぎに注意)

出典: 日本人の食事摂取基準2020年版(厚生労働省)

ダイエット時の注意: 目標カロリーがBMRを大幅に下回らないよう注意してください。BMR未満の極端な食事制限は筋肉量を失い、基礎代謝がさらに低下する「代謝の低下スパイラル」につながります。BMR以上・TDEE以下の範囲でカロリーをコントロールするのが安全な減量の基本です。

ダイエット成功のコツ(カロリー管理の実践法)

減量(脂肪を落とす)の基本

  • 500kcal/日の赤字が最も継続しやすい目安(月-2kgペース)
  • 1,000kcal/日の赤字は短期間は可能だが、筋肉量低下・代謝低下・栄養不足のリスク大
  • 食事60%+運動40%の組み合わせが最も効果的(食事だけの制限より筋肉が残る)
  • 週1回体重を同じ条件で測定し、4週間ごとにカロリー設定を見直す

筋肉を保ちながら絞る(リコンプ)

  • タンパク質を体重 × 1.6〜2.2g/日確保することが最重要
  • 筋トレ(週2〜3回)を継続することで筋量を維持しながら脂肪を減らせる
  • 200〜300kcal/日の緩やかな赤字が筋肉を守りながら減量できるペース

停滞期(プラトー)を乗り越える

  • 体重が2〜3週間変化しない場合、身体が低カロリーに適応している可能性がある
  • チートデイ(週1回、TDEE相当まで食べる日)で代謝を刺激する方法もある
  • 運動の種類・強度を変える(ウォーキング → HIIT 等)と停滞期を打破しやすい

増量(筋肉をつける)

  • TDEE + 200〜500kcal/日の余剰が筋肉増加に効果的(脂肪も一部増える)
  • タンパク質を体重 × 1.6〜2.2g/日+炭水化物を十分に摂取
  • 筋トレ後 30〜60分以内にタンパク質 20〜30gの摂取が筋合成を促進

※上記は一般的な健康情報です。持病・投薬中の方は医師・管理栄養士にご相談ください。

よくある質問(FAQ)

基礎代謝(BMR)とは何ですか?
基礎代謝(BMR: Basal Metabolic Rate)は、安静に横になっているだけで1日に消費するエネルギー量です。心臓の動き・呼吸・体温維持・消化・脳の活動など、生命を維持するために最低限必要なエネルギーです。日本人成人の平均は男性1,400〜1,600kcal/日・女性1,000〜1,200kcal/日程度です(厚生労働省「日本人の食事摂取基準2020年版」より)。
BMRとTDEEの違いは何ですか?
BMR(基礎代謝量)は安静時のエネルギー消費量。TDEE(Total Daily Energy Expenditure / 総消費カロリー)は生活活動を含めた1日の実際のエネルギー消費量です。TDEEはBMRに活動係数(PAL: 1.2〜1.9)を掛けて算出します。例えばBMR 1,500kcalの人が「中程度の運動(週3〜5回)」なら TDEE = 1,500 × 1.55 ≈ 2,325kcalとなります。
計算式(ハリス式・Mifflin式)でどのくらい結果が変わりますか?
ハリス・ベネディクト旧式・改訂版・Mifflin-St Jeor式で、通常100〜200kcal程度の差が出ます。Mifflin式は現代人の体格を基に1990年に開発され、米国栄養士会が推奨する最も精度の高い式とされています。ただし、式の違いより継続して同じ式で追跡することが重要です。日本人の場合、国立健康・栄養研究所式が実態に最も近い可能性があります。
ダイエットのために1日何カロリー摂ればいいですか?
目標摂取カロリーの基本は「TDEE − 500kcal/日」です。これで月約2kgのペースで減量できます。ただし絶対に守るべきラインとして「BMR(基礎代謝)以上」のカロリーは確保してください。BMRを大幅に下回る食事制限は筋肉量の低下・基礎代謝の低下・栄養不良を招き、リバウンドしやすい体になります。1,200kcal/日(女性)・1,500kcal/日(男性)が一般的な最低ラインの目安ですが、正確な目標は医師・管理栄養士への相談をお勧めします。
年齢が上がるにつれて太りやすくなるのはなぜですか?
加齢に伴い筋肉量が減少(サルコペニア)するためBMRが低下します。30〜70歳の間で10年ごとに約2〜3%(20〜40kcal/日程度)基礎代謝が低下するとされています。食事量を変えずに運動量が減ると、消費カロリー不足が蓄積して体重増加につながります。筋トレ(レジスタンス運動)を継続することで筋量を維持し、基礎代謝の低下を抑えることができます。
このツールの計算結果はどのくらい正確ですか?
本ツールは医学的に広く使われる計算式を正確に実装しています。ただし、どの計算式も個人差(体組成・ホルモン・甲状腺機能等)を反映できないため、実際のBMRとの誤差は±10〜20%程度になる可能性があります。計算結果はダイエット・健康管理の参考値としてお使いください。医療上の判断・治療目的での使用には医師・管理栄養士にご相談ください。
PFCバランス(タンパク質・脂質・炭水化物)の理想的な比率は何ですか?
一般的な健康維持の目標はタンパク質15〜20%・脂質20〜30%・炭水化物50〜65%です(厚生労働省「日本人の食事摂取基準2020年版」推奨)。ダイエット目的では高タンパク質(タンパク質25〜30%・脂質25〜30%・炭水化物40〜50%)が筋肉維持に有効とされています。タンパク質は体重1kgあたり1.5〜2.0gを目安にすると具体的なg数に換算しやすいです。
基礎代謝を上げる方法はありますか?
最も効果的な方法は筋肉量を増やすことです。筋肉は脂肪の約3倍多くカロリーを消費します(筋肉1kgあたり13kcal/日・脂肪1kgあたり4.5kcal/日)。週2〜3回の筋力トレーニング(スクワット・デッドリフト・ベンチプレス等)を継続することで基礎代謝を高められます。また、睡眠不足は成長ホルモン分泌を阻害して筋肉合成を妨げるため、7〜8時間の質の良い睡眠も基礎代謝維持に重要です。

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基礎代謝(BMR)とは何か・なぜ重要なのか

基礎代謝量(BMR)は、何もしないでじっとしているだけで1日に消費するエネルギー量です。呼吸・心臓の動き・体温維持・臓器の活動など、生命を維持するための最低限のエネルギーです。

成人の場合、1日の総消費カロリー(TDEE)のうち約60〜70%がBMRで占められています。運動による消費は意外に少なく(10〜30%程度)、食事の消化吸収(食事誘発性熱産生)が約10%です。

BMRを知ることで「食べても太らない量」の基準が分かり、科学的な根拠のあるダイエット・体重管理が可能になります。

ハリス・ベネディクト式の使い方と4式の比較

基礎代謝の計算式は複数あり、それぞれ異なるデータセット・時代背景をもとに開発されています。本ツールでは4種の計算式を搭載しており、切り替えて比較することができます。

Mifflin-St Jeor式(1990年)は現代人の体格データをもとに開発され、米国栄養士会(AND)が推奨する最も精度が高いとされる式です。ダイエット目的の場合はこの式の使用を推奨します。

国立健康・栄養研究所式は日本人のデータをもとに開発されており、日本人の実態に最も近い推計値が得られる可能性があります。

ハリス・ベネディクト旧式(1919年)は100年以上の歴史があり最も広く知られていますが、現代の生活スタイルでは高めに出やすい傾向があります。改訂版(1984年)はより現実的な値に修正されています。

TDEEとPFCバランスを活用したカロリー管理

TDEE(Total Daily Energy Expenditure)はBMRに活動係数を掛けて算出する1日の総消費カロリーです。TDEEを基準に摂取カロリーを調整することで、体重を科学的にコントロールできます。

減量の基本は「TDEE − 500kcal/日」の摂取カロリー設定です。1週間で3,500kcalの赤字が体脂肪約0.45kg(1ポンド)に相当するため、月2kg程度のペースで減量できます。

PFCバランス(タンパク質・脂質・炭水化物の比率)も重要です。特にダイエット中はタンパク質を体重 × 1.5〜2.0g/日確保することで、筋肉量の維持と満腹感の維持に役立ちます。

出典: 日本人の食事摂取基準2020年版(厚生労働省)・国立健康・栄養研究所

ダイエット成功のコツ(BMR・TDEEを使った実践法)

カロリー管理の最大の落とし穴は「BMRを大幅に下回る極端な食事制限」です。BMRを下回るカロリーで長期間生活すると、身体が省エネモードに切り替わり(代謝適応)、筋肉量が低下して基礎代謝がさらに下がります。これがリバウンドの主因です。

安全で継続可能なダイエットの目安は1日500〜750kcalの赤字(週0.5〜0.75kg程度の減量ペース)です。これに週2〜3回の筋トレを加えることで、脂肪を減らしながら筋肉を維持・増加させることができます。

4週間ごとに体重・体組成を確認し、思うように減らない場合は摂取カロリーを50〜100kcal調整するか、運動量を増やしてTDEEを上げる方法が有効です。