ダミーデータ生成ツール(無料・登録不要)
氏名・メール・電話番号・住所など15項目から選んでダミーデータを1〜1000件生成。CSV(UTF-8 BOM付き)/JSON/SQL INSERT文/TSVの4形式でダウンロード。メールはexample.com等の実在しないドメイン、電話番号は総務省公表の番号一覧に含まれない架空の形式を使用。登録不要・ブラウザ完結・無料。
最終更新:2026年9月6日
上の「生成する」ボタンを押すとここにプレビューが表示されます(先頭50件のみ表示・ダウンロードは全件含まれます)。
なぜ本物の個人情報を使ってはいけないか
開発・テスト環境を作るとき、本番データベースの中身をそのままコピーして使ってしまうケースは珍しくありません。しかし本番の個人情報をテスト環境に置くと、本番より緩いアクセス権限や外部委託先の環境から情報が漏えいするリスクが高まります。個人情報保護法には、取得した個人データを本来の利用目的の範囲を超えて使わないようにする考え方があるとされています。ただし具体的にどの条文が自社のケースに当てはまるかは、データの取得経緯や委託契約の内容によって異なるため、ここで断定することはできません。判断に迷う場合は、社内の法務・個人情報保護担当者に確認してください。
具体的な対策としては、次の3点が有効です。
- 本番データベースのダンプをそのままステージング・開発環境に流用しない
- 氏名・メール・電話番号・住所などは、本ツールのような架空データに置き換える
- やむを得ず本番データが必要な場合は、値の一部を***に置き換えるマスキングや、別IDに置き換える仮名化処理を行う
形式ごとの使いどころ
生成した4形式は、用途に応じて使い分けてください。
CSV — Excel・BIツールへの取り込み
Excelやスプレッドシート、Tableauなどの分析ツールに読み込む用途に向いています。ダウンロードしたファイルはUTF-8のBOM付きのため、ダブルクリックで開いても文字化けしません。
JSON — APIのモックデータ
フロントエンド開発でバックエンドが未完成のとき、json-serverやMSW(Mock Service Worker)に読み込ませてAPIレスポンスの代わりに使えます。列名は英数字のスネークケース(例: name_kanji)で出力しているため、そのままプログラムで扱いやすい形式です。
SQL — 開発用データベースへの直接投入
指定したテーブル名に対するINSERT INTO文を生成します。あらかじめCREATE TABLEで対象テーブルを用意してから実行してください。
TSV — 表計算ソフトへの直接貼り付け
タブ区切りのため、ダウンロードせずにコピーしてExcelやスプレッドシートのセルに直接貼り付ける運用にも向いています。
文字コードと改行コードの落とし穴
CSVファイルをExcelで開くと文字化けすることがあります。原因は、ExcelがCSVを開く際に既定でShift_JISとして読み込もうとする挙動があるためです。本ツールが生成するCSVは先頭にUTF-8のBOM(バイトオーダーマーク)を付けているため、この文字化けを回避できます。
一方でTSVにはBOMを付けていません。TSVファイルを直接ダブルクリックで開いて文字化けする場合は、Excelの「データ」タブから「テキストファイルから」を選び、文字コードにUTF-8を指定して読み込んでください。
改行コードにも違いがあります。Windowsは基本的にCRLF(復帰+改行の2文字)、macOS・LinuxはLF(改行のみの1文字)を標準とします。本ツールのCSVはExcelとの互換性を優先し、CRLFで出力しています。
SQLに文字列を埋め込む際は、値の中にシングルクォート(')が含まれていると構文エラーの原因になります。本ツールは生成したすべての文字列値について、' を '' に自動でエスケープしてからINSERT文を組み立てているため、会社名や商品名にアポストロフィが含まれても安全に実行できます。
件数を増やすときの注意
本ツールは最大1000件まで一度に生成できます。処理はすべてブラウザ内のJavaScriptで完結するため、サーバー負荷を気にせず何度でも生成し直せます。
ただし1000件は、フォームやAPIモックの動作確認を想定した上限です。数万〜数十万件規模の負荷テストが必要な場合は、本ツールで作成した1000件をベースにスクリプトで複製・加工するか、専用の負荷テストツールと組み合わせることをおすすめします。
件数を増やすとブラウザのメモリ使用量も増えます。1000件程度であれば一般的なPCで問題は起きにくいですが、他に多くのタブを開いている場合は動作が重くなることがあります。画面のプレビュー表示を先頭50件に絞っているのも、ブラウザの描画負荷を抑えるためです(ダウンロードファイルには指定した件数がすべて含まれます)。
少数のダミーデータでは動いても、本番相当の件数でページネーションや検索、集計処理を試して初めて気づく不具合もあります。件数を変えながら複数パターンでテストすることをおすすめします。
このツールが作らないもの
本ツールはクレジットカード番号・マイナンバー・実在しそうな住所の番地を生成しません。
- クレジットカード番号:実在しない組み合わせであっても、決済系のテストツールに本物として誤認識されたり、悪用を疑われたりするリスクがあるため対象外にしています。
- マイナンバー:日本の個人番号制度で厳格に管理される番号です。ダミー目的であっても不用意に生成・配布すべきではないと判断し、対象外にしています。
- 実在しそうな番地:住所は都道府県・市区町村までにとどめ、番地や建物名は生成しません。番地まで組み合わせると、偶然に実在の住所と一致し、そこに住む方に無関係な迷惑がかかる可能性があるためです。
同じ考え方で、氏名についても特定の有名人と一致しやすい組み合わせを避けるよう配慮しています。また、郵便番号と住所(都道府県・市区町村)はそれぞれ独立に生成しているため、実際の郵便区画とは一致しません。テストに必要なのは「それらしい形式のデータ」であり「本物である必要」はありません。用途を広げるほど実在データとの偶然の一致リスクは高まるため、本ツールでは意図的に生成範囲を絞っています。
よくある質問(FAQ)
- 生成したデータをそのまま本番環境で使っても大丈夫ですか?
- いいえ、本ツールが生成するデータは開発・テスト用の架空データです。メールアドレスは実在しないドメイン(example.com / example.jp)、電話番号も総務省が公表している番号一覧に含まれない架空の形式を使用しています。本番の顧客データベースやメール配信リストには投入しないでください。
- 生成したメールアドレスに実際にメールは届きますか?
- 届きません。ドメインに使用しているexample.comとexample.jpは、IANA(Internet Assigned Numbers Authority)が文書・例示専用として予約している実在しないドメインです(RFC 2606で規定)。実際にメールを送信しても届く宛先は存在しません。
- 電話番号は本当に実在しない番号ですか?
- 本ツールが生成する電話番号は「000」から始まる架空の形式です。総務省が公表している市外局番の一覧、携帯電話番号(070/080/090)、IP電話(050)、フリーダイヤル(0120/0800)のいずれにも「000」で始まる番号は含まれていません。ただし日本には、米国の「555-0100〜555-0199」のようなフィクション向けに公式予約された電話番号帯という制度自体が用意されていません。そのため「絶対にどこにもつながらない番号」であることを保証するものではありません。テスト目的以外での発信・登録には使用しないでください。
- 生成した氏名が実在の人物と一致することはありますか?
- 一般的な姓と一般的な名前の組み合わせで生成しているため、特定の有名人の氏名とは一致しにくいよう配慮していますが、100%の一致回避を保証するものではありません。実在の人物・団体を示す目的での使用や、実在の人物になりすます用途では使用しないでください。
- SQLのテーブル名や列名は自由に変えられますか?
- テーブル名は入力欄で指定できます(英数字とアンダースコアのみ有効。それ以外を入力した場合は dummy_data になります)。列名は選択した項目に応じて自動的に決まり、MySQL形式のバッククォート(`)で囲んで出力します。他のDB製品を使う場合は、ダウンロード後にバッククォートをダブルクォートなどに置換してください。